HELLE ( ヘレ ) GT 14C28N / ヘレナイフ ヘレ GT 14C28N

HELLEについて

1932年にノルウェー西部の町、ホルメダールという土地で誕生した「ヘレナイフ」。山々やフィヨルド、海岸線といった美しい自然からインスピレーションを受けたデザインナイフはクラフトマンシップを大切にしながら、熟練工が1本1本丁寧にハンドメイドで仕上げています。現在ではナイフの生産は機械によっての大量生産が一般的ですが、「ヘレナイフ」は1本のナイフを組み上げるのに45もの工程が定められており各工程の職人が丁寧に仕上げをしています。また、素材にもこだわりがあり、ブレードはAlleima社の高品質な単一鋼と、60年代後半にヘレナイフが開発した独自の切れ味を持つ３層構造のトリプルラミネートスチールを使用しています。また、ヘレのナイフにはそれぞれ開発や用途に応じた個性的な名前が付けられています。この名前の由来や意味を知ることでさらなる愛着を持って扱うことができるようになるでしょう。

特徴的なデザインが目を引く「ヘレ GT」

北欧らしい伝統的なデザインを織り交ぜた「ヘレ GT」は、世界各地にファンが多く存在するモデル。「世界で最も美しいトランク」と称されるイギリスのトランクメーカー「グローブ・トロッター(GT)」の社員がヘレナイフの工場を訪問した際に、ナイフデザイナーの Gunnar Lothe が手がけたナイフデザインにいくつかの意見を加え、現在の形の「ヘレ GT」が完成しました。1997年に発売されたトリプルラミネートスチールモデルに、新たに強度の高いステンレススチールモデルが加わりました。

Alleima 14C28N スチールブレード採用

一般的なナイフよりも123mmと少し長めのブレードには、スウェーデンのAlleima社製の14C28Nのステンレス単一鋼を採用。強度と耐久性を備えるほか、フェザースティックなどを削る際にも木材に吸い付くような切れ味が特徴で、削るのが病みつきになる鋼材です。熟練のナイフ職人がひとつひとつ丁寧に仕上げたクラシックなスカンジグラインドのブレードは、とてもシャープな切れ味になっています。
※ヘレ GTのタング構造は、ナイフの底部で固定されたナロータングになっています。バトニング（薪割り）などの作業には向きませんのでご注意ください。

チョッピングに適したハンドルデザイン

しっかりと握り込めるアルミニウム製のフィンガーガードが付属。このアルミニウムの重みと、あえてタング構造をナローにすることでブレードに重みを持たせ、先端のアール部分に力が加わるように調整。ナイフ全体の重さのアンバランスを利用した、力強いチョッピングが可能になっています。耐久性の高いステンレスの単一鋼が採用されているのはそのためです。
また、ハンドルは樽型のデザインになっており、大きな手でもフィットする形状になっています。

高級感あふれるレザーシース

上質な本革を使用したブラックのレザーシースは、鮮やかな色味が映えるホワイトのステッチが施されています。フィンガーガードを挟み込み、スナップボタンで留めるデザイン。ベルトループ付き。